海外向け医療機器開発支援

事業目的・内容

 ASEAN等新興国は経済発展と人口増加に伴い日本国内や欧米諸国を上回る医療機器市場の拡大が予測されています。都内の中小企業(製販企業、ものづくり企業等)がこれらの地域に事業展開するためには、現地のニーズを捉えることが重要となりますが、医療機器に求められるニーズは、医療関係者の教育・技術レベル、生活習慣・風習、医療保険、インフラの整備状況等の単独又は複合の要因により国ごとに大きく異なります。

 そこで、本事業は都内の中小企業(製販企業、ものづくり企業等)がこれらの国を実際に訪問し、現地の医療関係者の真のニーズを把握し医療機器開発に活かすとともに、市場攻略等のためのネットワークづくりを行うことを目的に実施します。

 また、本事業では事業化推進コーディネーターを配置し、現地関係機関との継続的な関係構築や東京都医工連携HUB機構等との連携による支援を行います。

この事業は国立国際医療研究センターとの連携のもと実施しています。

訪問先
インドネシア共和国
ジャカルタ首都特別州及びその周辺地域
(医療機関、医療機器の流通等に関係する現地企業・団体など)
対象者
10名
都内中小企業で、インドネシアの医療機器市場への参入を実施又は検討している
製販企業・ものづくり企業等
※過年度、本事業採択企業も参加可
都の費用負担
  • 事前・事後の勉強会及び成果報告会の費用
  • インドネシアへの渡航費、現地通訳及び移動の費用
  • 宿泊費(4泊5日)
※国内の交通費や現地飲食代など上記以外の全ての費用は採択事業者の負担となります。
※募集要項をご確認ください。
内容
※訪問先との調整により変更になる可能性があります。
令和6年10月~11月

事前勉強会を2回程度開催

令和6年12月前半

インドネシア訪問

令和6年12月~令和7年1月

事後勉強会を2回程度開催

令和7年2月

成果報告会を開催 その後、当サイトで成果発信

スケジュール(予定)

申請書類受付
令和6年6月19日(水)~7月31日(水)
書類審査
令和6年8月上旬
書類審査結果通知
令和6年8月下旬
ヒアリング審査
令和6年9月20日(金) 予定
採択可否の通知
令和6年9月下旬
事前勉強会の開始
令和6年10月中旬

審査の視点

  審査項目 審査の視点
1 技術及びノウハウ
  • 申請企業は医療機器開発・製造等の実績があるか
  • 申請企業は医療機器開発・事業化のための基盤技術やノウハウを有するか
2 事業への取組姿勢
  • 参加者は申請企業内において海外展開事業を中心的に推進する人物か
  • 企業として参加者を送り出すための業務上の配慮等を期待できるか
  • 医療機器開発等を通じた海外展開の社内体制等が構築されるか(生産、委託、薬事、貿易など)
3 事業との適合性及び都内経済への波及効果
  • 医療機器に関する具体的な海外展開の計画があるか
  • 現地訪問による成果を活かした海外展開が見込めるか
  • 当該企業の海外展開により都内経済への波及効果が見込めるか
4 支援の必要性・事業の継続性
  • 医工連携事業など都が実施する支援メニューの積極的な利用等があるか
  • 申請企業の事業継続について財務上の大きな課題等は無いか

申請について

【申請期間】

令和6年6月19日(水)~7月31日(水)

【申請書類の提出方法】

上記アイコン「申請書アップロード」よりご提出をお願いいたします。 ①指定の箇所に代表者印を押印してください。 ②申請様式(Word)はPDF形式に変換の上ご提出ください。
PDFファイル名には申請者の企業名を以下の例にならって、記載してください。
例)申請様式_○○株式会社.pdf
③書類審査通過者には申請書の原本を提出いただきます。(下記「追加提出書類」に含む) ④提出した書類は控えを保管しておいてください。

【追加提出書類】(書類審査通過者に限る)

書類審査の通過者には、別に指定する期日までに「別紙1追加提出書類一覧」(募集要項下部に付属)に掲載する書類を提出いただきます。

【注意事項】

申請する場合は、必ず事前に募集要項をお読みください。

問合せ先

現地ニーズを踏まえた海外向け医療機器開発支援 事務局
日本コンベンションサービス株式会社(運営受託事業者) 担当:髙田、野上
E-Mail:smedo@ikou-hub.tokyo
TEL:03-3500-5932

PAGETOP