海外向け医療機器開発支援

事業目的・内容

 ASEAN等新興国は、経済発展と人口増加に伴い国内や欧米諸国を上回る市場の拡大が予測されています。都内の中小企業(医療機器製造販売企業、ものづくり企業等。以下「ものづくり中小企業等」といいます。)のこれらの地域における医療機器産業への参入を促進するためには、現地のニーズを把握することが必要です。

 そこで、本事業は、都内のものづくり中小企業等がこれらの国を実際に訪問し、現地の医療関係者の真のニーズを把握し、市場攻略等のためのネットワークづくりを行うことを支援します。

 このたび、令和7年度の訪問予定先であるフィリピンの市場開拓を検討する事業者を募集します。

 東京都は、本事業を国立健康危機管理研究機構との連携に基づいて実施し、東京都医工連携HUB機構等との連携による支援を行います。

訪問先
フィリピン共和国
マニラ首都圏及びその周辺地域
(医療機関、医療機器の流通等に関係する現地企業・団体など)
募集応募対象
都内中小企業(※)で、フィリピンの医療機器市場への参入を検討又は実施している医療機器製造販売企業・ものづくり企業(ソフトウェア、情報処理サービス業を含む)等
募集者数:10者(1事業者1名)程度

「中小企業」とは、中小企業基本法第2条第1項規定の「中小企業者の範囲」に該当する会社及び個人(スタートアップやベンチャー企業を含む)を言います。

東京都による費用負担が行われるもの
  • 現地訪問前及び訪問後の勉強会開催費用
  • 渡航費及び現地交通費
  • 現地宿泊費(4泊)
  • 現地引率者、通訳者に関する費用
  • コーディネーターによる支援に関する費用

上記以外の全ての費用(日本国内の交通費、海外旅行保険、PCR検査が必要になった場合の費用、現地飲食費等)は採択者の負担となります。

募集要項をご確認ください。

内容

訪問先との調整により変更になる可能性があります。

令和7年10月~11月

事前勉強会を2回程度開催

令和7年11月後半

フィリピン訪問

令和7年12月~令和8年1月

事後勉強会を2回程度開催

令和8年1月~2月

成果報告会を開催 その後、当サイトで成果発信

スケジュール(予定)

申請書類受付
令和7年5月29日(木)~7月11日(金)
書類審査
令和7年7月下旬
書類審査結果通知
令和7年8月中旬
面接審査
令和7年8月28日(木) 予定
採択可否の通知
令和7年9月上旬
事前勉強会の開始
令和7年10月中旬

審査の視点

  審査項目 審査の視点
1 技術及びノウハウ
  • 申請企業は、医療機器開発・製造等の実績があるか。実績を有していない場合は、申請企業が保有する技術やノウハウが、事業の目的を達成するために有効であるか。
2 事業への取組姿勢
  • 参加者は、申請企業内において海外展開事業を中心的に推進する人物か。
  • 参加者は、全プログラムに指定の参加形式(オンラインもしくは現地)で参加可能か、また企業として参加者を送り出すための業務上の配慮等を期待できるか。
  • 医療機器開発等を通じた海外展開の社内体制等が構築される見込みがあるか(生産、委託、薬事、貿易など)。
3 事業との適合性及び都内経済への波及効果
  • 医療機器に関する具体的な海外展開の計画があるか。
  • 現地訪問による成果を活かした海外展開が見込めるか。
  • 当該企業の海外展開により、都内経済への波及効果が見込めるか。
4 現地における医療機器等の臨床的意義
  • 申請企業の取り扱っている医療機器又は保有する技術やノウハウがASEAN等新興国の医療機関において既に表面化しているニーズに合致しているか。
5 支援の必要性及び事業の継続性
  • 医工連携事業など都が実施する支援メニューの積極的な利用等があるか。
  • 申請企業の事業継続について財務上の大きな課題等は無いか。

申請について

【申請期間】

令和7年5月29日(木)~7月11日(金)

【申請書類の提出方法】

申請様式に必要事項を記入いただき、PDFファイルの形式にて本事業のホームページよりアップロードしてください。

【申請書類の作成及び提出における注意事項】

申請書類を作成・提出する際の注意事項は以下のとおりです。

指定の箇所に代表者印を押印してください。
PDFファイルの名前には申請者の商号・屋号を以下の例にならって、記載してください。
例)申請様式_○○株式会社.pdf
書類審査通過者は、申請書の原本を提出してください(下記【追加提出書類】に含みます。)。
申請書類の返却は行いません。
提出書類の控えについては、申請する事業者ご自身にて保管願います。
期限内に提出が完了していない場合は申請を受理できません(追加提出資料含む)。
申請期間終了後は提出いただいた書類の差し替え等には応じられません。
申請書類に不備がある場合、再提出・追加提出をお願いする場合があります。
申請に係る経費は、申請者の負担となります。
提出書類の控えについては、申請する事業者ご自身にて保管願います。

【追加提出書類(書類審査通過者に限ります。)】

書類審査の通過者は、事務局より別途ご案内する指定期日までに「別紙1 追加提出書類一覧」(本募集要項の下部に付属)に掲載する書類を提出してください。

【注意事項】

必ず事前に募集要項における事業内容・募集に関する詳細情報等をご確認の上、申請してください。

問合せ先

現地ニーズを踏まえた海外向け医療機器開発支援 事務局
日本コンベンションサービス株式会社(運営受託事業者) 担当:髙田、野上
E-Mail:smedo@ikou-hub.tokyo
TEL:03-3500-5932

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